洗面化粧台のお手入れ:キャビネット
- sk-service-inc
- 5月19日
- 読了時間: 3分
洗面化粧台のお手入れシリーズ
今回は洗面所にある洗面化粧台のキャビネットのお手入れ方法を詳しく解説していきます。
普段のおそうじ

通常、洗面化粧台のキャビネットには洗面台周辺で使う化粧品や毛染め液、歯磨き粉、洗剤、石鹸などを収納しています。
問題はそれらから漏れたりして付着した薬品類による汚れになります。
これらを放置すると色移りや変色、変質だけでなく、ひび割れが発生することも。
このようなトラブルを防ぐには、常日頃からキャビネット内に収納している化粧品類などから液体が漏れたりしていないかをチェックする習慣をつけ、化粧品類の漏れや染み出しなどを見つけた場合にはその場でおそうじすることが大切になります。
【おそうじの手順】
キャビネット内の収納物を取り出します。
中性の食器用洗剤を100倍に薄めたものを用意します。
清潔な柔らかい布を良く絞り、用意した中性洗剤をつけてキャビネットをふきます。
狭い場所は布を巻きつけた割りばしを用意してふきます。
別の清潔な柔らかい布を濡らしてを良く絞り、キャビネットを水拭きします。
清潔な柔らかい乾いた布で力を入れずに拭き上げます。
ポイント
・化粧品などが付着した場合にははすぐに拭き取りましょう。
・化粧品などを使った時にはボトルが汚れていないことや置き場所が汚れていないかを目で見て確認するクセをつけましょう。
ご注意
・かたい布や汚れた布、タワシ、クレンザー、メラミンスポンジなどは使わないようにしてください。傷がつく恐れがあります。
・木製の場合には水に濡れたままにすると劣化が進み、塗装がはがれたりすることもあります。水がかかったらすぐにふきとるようにしてください。
・化粧品類は無色透明のものでも含まれている油などでキャビネットを傷めます。ついてしまったものは放置せずにすぐに拭き取るようにしてください。
月に1回は
洗面台下の収納部は排水管もあって湿気がたまりやすい箇所です。月に1回程度は中の物を出しておそうじしましょう。
【おそうじの手順】
洗面台下に入っているものを全て取り出します。
中性の食器用洗剤を100倍程度に薄めたものを用意します。
清潔な柔らかい布を良く絞り、用意した中性洗剤をつけてキャビネットをふきます。
洗面台の真下にあたる収納の上面と排水管も忘れずにふきます。
別の清潔な柔らかい布を濡らしてを良く絞り、全体を水拭きします。
清潔な柔らかい乾いた布で力を入れずに拭き上げます。
おそうじがおわったら扉を開けたままにして乾燥させます。
全体が乾いたら入っていたものを戻します。
ポイント
・湿気によるカビの発生を防ぐために定期的に扉を開けて中を乾燥させましょう。
・洗面台下部の水受けトレイに水が溜まっていないかもチェックしましょう。排水の方法は機種により異なりますので取扱説明書を確認してください。

ご注意
・かたい布やタワシ、クレンザー、メラミンスポンジなどは使わないようにしてください。
・同じ場所を何度も強くこすらないようにしてください。キズが付く恐れがあります。
まとめ
洗面化粧台のキャビネットは特に収納している化粧品などに注意が必要です。化粧品などを使うたびに収納箇所や化粧品からの液漏れなどが無いことをチェックする習慣をつけましょう。液漏れなどを見つけた場合にはすぐに拭き取っておくことが重要です。
また、洗面台下の配管周辺からの水漏れやカビなどの発生がないかも定期的にチェックするようにしましょう。