フローリングのおそうじ方法
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- 1月15日
- 読了時間: 11分

今回は床材として最も多く使われている素材の1つであるフローリングのおそうじ方法ついて解説します。
フローリングの種類
本題に進む前に、最初に予備知識を確認しましょう。フローリングには大きく分けて複合フローリングと無垢フローリングの二種類があるのはご存じでしょうか。
複合フローリングは複数の薄い板を接着剤などで組み合わせて作られた床材です。質感は無垢材に及ばないものの、複数の板を張り合わせているため、温度や湿度などの環境の変化に強く、伸縮や反りなどが起こりにくい性質を持ちます。また、キズや汚れにも強くメンテナンスもしやすいものが多いのが特徴です。
複合フローリングには表面に貼り合わせるものによって突板(つきいた)フローリング、挽板(ひきいた)フローリング、シートフローリングに更に分かれます。
突板フローリングは厚さ0.2mmから0.3mmに薄くスライスした木材を表面の仕上げに使っているもので、表面保護を目的に樹脂などのコーティングが施されているものが多く温度や湿度の変化にも強いのでメンテナンスは楽になります。
挽板フローリングは厚さ1mmから2mmの木材を表面の仕上げに使っているもので、無垢材に近い質感と複合材の機能性を合わせ持っているのが特徴の床材です。無垢フローリングよりも伸縮や反りの心配が少ないものの、コーティングが施されていない場合の表面は天然の木材そのものなのでメンテナンスには無垢材同様の配慮が必要になります。
シートフローリングは表面に木目等をプリントした樹脂の化粧シートなどを貼ったもので、湿度や温度の変化に強く水にも強いので最もお手入れがしやすいのが特徴です。
無垢フローリングは一本の丸太から切り出された単一の木材を使っています。無垢材は天然の質感や手触り、個性ある木目や調湿効果などが持ち味です。湿気を吸いやすい分、水分や薬品などにはデリケートな素材で、メンテナンスに注意しないと変色や反りなどのトラブルが起こることもあります。
おそうじをしようとしているフローリングの素材が上記のどれなのかはとても重要です。それぞれメンテナンス方法にも違いがあって注意すべき点も異なります。おそうじを始める前に必ず確認しておきましょう。
複合フローリングのおそうじ
普段のおそうじ
砂埃などがたまってしまうと、歩行やおそうじの際にフローリングを傷つけてしまいます。日常のお掃除は毎日こまめにを心がけましょう。
【おそうじの手順】
フロアワイパーで表面の埃を取り除きます。
掃除機で残った細かい汚れを吸い取ります。
ポイント
フロアワイパーや掃除機は木目に沿って動かすようにすると溝の汚れも取り除けます。
フロアワイパーを先にかけてから掃除機をかけましょう。掃除機を先にかけると排気で埃が部屋中に舞い上がってしまいます。
砂汚れが多い時にはフロアワイパーを使うと砂を引きずって床にキズを付けてしまう場合もありますので、場合によっては先に掃除機をかける方法も有効です。
ご注意
掃除機の回転ブラシのヘッドはフローリング用のアタッチメントに交換してつかいましょう。回転ブラシのまま使うと床に細かい傷をつけてしまう恐れがあります。
週に1回のおそうじ
湿気や水分に強い複合フローリングですが、おそうじのたびに水拭きをすることは避けてください。頻度は週1回~2回で十分です。それ以外では食べこぼしや油汚れなどが付いた時、またはから拭きや掃除機だけでは落ちない汚れが着いたタイミングで汚れがこびり付く前に水拭きしましょう。
【おそうじの手順】
フロアワイパーで表面の埃を取り除きます。
掃除機で残った細かい汚れを吸い取ります。
かたく絞ったぞうきんで一方向に均一に水拭きします。
最後に乾いた清潔なぞうきんでから拭きして仕上げます。
ポイント
フロアワイパーや掃除機は木目に沿って動かすようにすると溝の汚れも取り除けます。
フロアワイパーを先にかけてから掃除機をかけましょう。掃除機を先にかけると排気で埃が部屋中に舞い上がってしまいます。
砂汚れが多い時にはフロアワイパーを使うと砂を引きずって床にキズを付けてしまう場合もありますので、場合によっては先に掃除機をかける方法も有効です。
ぞうきんは必ずかたく絞って使いましょう。水分が多すぎるとフローリングを痛めてしまう可能性があります。
ぞうきんはマイクロファイバーを使うと拭き残しも少なく綺麗に仕上がります。
ご注意
掃除機の回転ブラシのヘッドはフローリング用のアタッチメントに交換して使いましょう。回転ブラシのまま使うと床に細かい傷をつけてしまう恐れがあります。
コーティングのない挽板フローリングなどを水拭きする時は必要以上に濡らしすぎず、水分が残らないように特に注意してください。
フローリングのおそうじに使う洗剤はフローリング専用または台所用の中性洗剤を薄めて使うようにしてください。洗剤を使った後は水拭き乾拭きをしっかりと行って洗剤成分が残らないように注意してください。
半年に1回のおそうじ
シートフローリングや表面にウレタン塗装が施されたフローリングはワックスを塗る必要はありません。それ以外のコーティングが施されていないフローリングは半年に1回程度薄くワックスを塗って表面を保護しましょう。
【おそうじの手順】
週に1回のおそうじの手順に従ってフローリング表面に埃を残さないようにきれいにします。
床面を30分~1時間程しっかりと乾燥させます。
※乾燥が不十分だとワックスの密着が不十分になり、剥がれなどの原因になります。
しっかりと乾燥していることを確認し、メーカーの使用手順に従ってワックスを塗ります。
ポイント
ワックスはしっかりと密着させるために乾燥した天気のいい日に行いましょう。
ワックス前の水拭きとワックスがけは拭いたところを踏まないように部屋の奥から行います。
ご注意
シートフローリングやウレタン塗装がされたフローリングに通常のワックスをかけると密着しないだけでなく素材やコーティングに悪影響が出る場合があるので推奨しません。
どうしてもワックスを塗りたいときにはシートフローリングやウレタン塗装されたフローリング専用のワックスが市販されていますので、必ずそちらを使うようにしてください。
無垢フローリングのおそうじ
☆ウレタン塗装が施されている場合
普段のおそうじ
砂埃などがたまってしまうと、歩行やおそうじの際にフローリングを傷つけてしまいます。日常のお掃除は毎日こまめにを心がけましょう。
【おそうじの手順】
フロアワイパーで表面の埃を取り除きます。
掃除機で残った細かい汚れを吸い取ります。
ポイント
フロアワイパーや掃除機は木目に沿って動かすようにすると溝の汚れも取り除けます。
フロアワイパーを先にかけてから掃除機をかけましょう。掃除機を先にかけると排気で埃が部屋中に舞い上がってしまいます。
砂汚れが多い時にはフロアワイパーを使うと砂を引きずって床にキズを付けてしまう場合もありますので、場合によっては先に掃除機をかける方法も有効です。
ご注意
掃除機の回転ブラシのヘッドはフローリング用のアタッチメントに交換してつかいましょう。回転ブラシのまま使うと床に細かい傷をつけてしまう恐れがあります。
ウレタン塗装でコーティングされていても普段のおそうじでの水拭きは避けてください。
薬品を使う科学モップはウレタン塗装を痛めます。使用しないようにしてください。
月に1回程度のおそうじ
湿気を吸いやすい無垢フローリングは水分を嫌います。ウレタンコーティングがされていても頻繁な水拭きは避けるべきです。水拭きをするとしても月に1回程度を目安にしましょう。
【おそうじの手順】
フロアワイパーで表面の埃を取り除きます。
掃除機で残った細かい汚れを吸い取ります。
かたく絞ったぞうきんで水拭きします。
ポイント
フロアワイパーや掃除機は木目に沿って動かすようにすると溝の汚れも取り除けます。
フロアワイパーを先にかけてから掃除機をかけましょう。掃除機を先にかけると排気で埃が部屋中に舞い上がってしまいます。
砂汚れが多い時にはフロアワイパーを使うと砂を引きずって床にキズを付けてしまう場合もありますので、場合によっては先に掃除機をかける方法も有効です。
水拭きは必ずかたく絞ったぞうきんを使って素早く行うようにしてください。
ぞうきんはマイクロファイバーを使うと拭き残しも少なく綺麗に仕上がります。
ご注意
掃除機の回転ブラシのヘッドはフローリング用のアタッチメントに交換して使いましょう。回転ブラシのまま使うと床に細かい傷をつけてしまう恐れがあります。
薬品を使う科学モップは塗装や素材を痛めます。使用しないようにしてください。
ポリッシャーやスチームクリーナーは塗装だけでなく素材も痛めますので使用できません。
水拭きでどうしても落ちない汚れが残ってしまう場合にはフローリング専用または台所用の中性洗剤を薄めて使うようにしてください。酸性やアルカリ性の洗剤は無垢のフローリングには使えません。
☆オイル塗装が施されている場合
普段のおそうじ
普段のおそうじ方法はウレタン塗装と同じです。「ウレタン塗装が施されている場合」の項を参照してください。
年に1回程度のおそうじ
【おそうじの手順】
フロアワイパーで表面の埃を取り除きます。
掃除機で残った細かい汚れを吸い取ります。
オイル塗装用のワックスクリーナーを使用して汚れを拭き取ります。
ワックスまたはオイル塗装をメーカー手順に従って再塗布します。
ポイント
ワックスクリーナーや再塗装用のオイルは塗られているオイル塗装と同一メーカーの専用のものを使用しましょう。
ご注意
水拭きは素材が反ったり割れたりする原因になりますので厳禁です。
掃除機の回転ブラシのヘッドはフローリング用のアタッチメントに交換して使いましょう。回転ブラシのまま使うと床に細かい傷をつけてしまう恐れがあります。
薬品を使う科学モップは使用しないようにしてください。
ポリッシャーやスチームクリーナーはフローリングの反りや割れの原因になりますので使用できません。
ウレタン塗装用のメンテナンス用品は使えません。必ずオイル塗装用のものを使うようにしてください。
ウレタン塗装用のワックスを使うと素材を痛めますので使わないでください。
汚れの種類別おそうじ
黒ずみ汚れ
床が黒ずんでしまう原因は様々です。主なものは人間の皮脂や油、ペットの尿や糞、食べこぼしや飲みこぼし、洗剤などです。
黒ずみ汚れが出来てしまった場合にはフローリング専用のクリーナーや薄めた台所用の中性洗剤やを使って汚れを落とします。
【おそうじの手順】
クリーナーの使用方法に従って汚れを落とします。
かたく絞ったぞうきんで水拭きします。
乾拭きして仕上げます。
ポイント
汚れが落ちにくいときはクリーナーを塗ってから少し時間を置くと落とせる場合がありますが、無垢材は染みや跡になる可能性があるので避けてください。
洗剤や水分を残さないように最後に水拭きと乾拭きを確実に行いましょう。
ご注意
無垢フローリングへの洗剤の使用は素材を痛めるので厳禁です。
黒ずみを防ぐ一番の対策は原因となるものが付いたらすぐに拭き取ることです。汚れは付着してから時間が経つと落としにくくなったり、場合によっては素材を痛めてしまうこともあります。日頃から床を清潔に保つようにして黒ずみ汚れの発生を防ぎましょう。
ペットの尿や糞
ペットの尿や糞は放置すると黒ずみや染みの原因になります。素早く対処しましょう。
【おそうじの手順】
かたく絞ったぞうきんで汚れを拭き取ります。
フローリング用のクリーナーまたは薄めた中性洗剤でそうじします。
かたく絞ったぞうきんで水拭きします。
乾拭きして仕上げます。
ポイント
洗剤や水分を残さないように最後に水拭きと乾拭きを確実に行いましょう。
水拭きに使うぞうきんはよく絞ってから使うようにしましょう。
ご注意
無垢フローリングへの洗剤の使用は素材を痛めるので厳禁です。
臭いが残ってしまう場合にはクエン酸で消臭可能ですが、素材を選びますのでフローリングメーカーに確認の上で使用してください。
食べこぼしや飲みこぼし
キッチンやダイニング周辺に多い食べこぼしや飲みこぼしなどの汚れも放置すると含まれる成分によって落としにくくなります。なるべく早く処理しましょう。
【おそうじの手順】
大きな汚れを樹脂などの柔らかい素材のヘラで取り除きます。
かたく絞ったぞうきんで汚れを拭き取ります。
フローリング用のクリーナーまたは薄めた中性洗剤でそうじします。
かたく絞ったぞうきんで水拭きします。
乾拭きして仕上げます。
ポイント
洗剤や水分を残さないように最後に水拭きと乾拭きを確実に行いましょう。
水拭きに使うぞうきんはよく絞ってから使うようにしましょう。
ご注意
無垢フローリングへの洗剤の使用は素材を痛めるので厳禁です。
まとめ
以上はあくまでも一般的なメンテナンス方法になります。フローリングはメーカー毎に最適なメンテナンス方法がありますので、おそうじを始める前に合わせて必ず確認しましょう。
フローリングは素材に合ったこまめなメンテナンスが大切です。汚れは放置せず、表面に付着した水分や洗剤は素早く拭き取るようにしてください。定期的なワックスやオイルの塗布でいつまでも綺麗なフローリングを保ちましょう。


