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洗剤選びの予備知識

最終更新: 1月23日

洗剤選びの確認事項

洗剤を購入しようとする場合、ほとんどの方は商品ラベルに記載の「食器用」、「トイレ掃除用」、「お風呂掃除用」等の大まかな用途と「油汚れ用」、「ピンク汚れ用」、「黒カビ用」等の具体的な用途を参考にされていることでしょう。


他にも弱酸性、弱アルカリ性、中性等の表示もお馴染みなのではないでしょうか。これは洗剤の液性と呼ばれるものですが、普段はあまり意識することはないかもしれません。


何故同じ洗剤に酸性やアルカリ性があるんだろう?と疑問に感じた方もいるのではないでしょうか。


今回はこの液性に着目してお話ししたいと思います。


洗剤の酸性やアルカリ性は何が違う?

洗剤の液性には酸性、中性、アルカリ性があります。何故このような分類があるのでしょうか?

それは汚れにも酸性、中性、アルカリ性があるからなのです。汚れは中和することで落としやすくなります。このため、酸性の汚れの場合にはアルカリ性、アルカリ性の汚れの場合には酸性の洗剤を用いることで効果的に汚れを落とすことが出来るという訳です。


酸性の汚れ

油汚れ 手垢 皮脂 食べかす 飲み残し etc...


アルカリ性の汚れ

尿石 水垢 石鹸かすetc...


中性洗剤とは?

ここで疑問に感じることが中性洗剤の存在です。中性では液性を中和することはできないのに何故これがあるかというと、酸性やアルカリ性は汚れをよく落とすことが出来るのですが、素材を傷めやすいという欠点があるからなのです。中性の洗剤は素材を傷めず、お肌にもやさしいので、食器用洗剤などに多く使われています。


中性洗剤で汚れが落ちる理由

中和できない中性洗剤で本当に汚れが落ちるのでしょうか?その答えが中性洗剤に含まれている『界面活性剤』の存在です。これの役割は普段交わることの無い水と油を交わりやすくすること。その効果で中性洗剤を使った水洗いで汚れを落とす事が出来るのです。中性洗剤で落とす事が出来るのは主に油汚れや皮脂汚れなど、ということになります。


普段のお掃除には中性洗剤を!

普段のお掃除にはなるべく中性洗剤を使うことをお勧めします。弱酸性や弱アルカリ性の洗剤は中性洗剤では落ちない汚れが溜まってしまった場合など、ここぞという時に使うようにしてください。


注意点

酸性と塩素系の洗剤を混ぜて使うと有毒ガスが発生しますので、絶対にやってはいけません。商品パッケージにも「まぜるな危険」などの表示があるので、必ず守ってください。


おまけの豆知識

ちなみに酸性やアルカリ性に弱いものを参考にあげておきます。ここで挙げた例以外にも注意するべき素材がありますので、よく確認して使うようにしてください。


酸性に弱いもの

金属(蛇口やシンクなど)、天然石(大理石、御影石など)


アルカリ性に弱いもの

皮膚(人間の皮膚は弱酸性)、アルミニウム(有毒ガスが発生して危険です)、天然石(大理石など)


弱酸性や弱アルカリ性(石鹸もこの仲間)の場合には使用後にしっかりと洗剤分を水洗いして落とせば、素材や肌を傷める心配もそれほどありませんが、上記に挙げた素材には変質や変色、毒ガスの発生などの危険があるので注意が必要です。


※ちなみに石鹸も弱アルカリ性です。石鹸で垢が落ちるのはこのためです。


強い酸性やアルカリ性の洗剤を使う場合には手袋をするなどの対策をしっかり行い、使っていい素材かどうかをよく確認しなければ大変なことになる可能性がありますので、くれぐれも注意してください。


それでも落ちない汚れには

自信がない場合には強酸や強アルカリの洗剤の使用は避け、専門家やプロに任せることをお勧めします。


もし、ご自身で落とせない汚れがあるようでしたら、当社の特殊洗浄とコーティングをお勧めします。今ままで落とす事が出来なかった汚れも綺麗に落とし、コーティングで普段のお掃除もラクになり、キレイが長持ちします。


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液性表(0~14があり単位phはピーエイチと読む)