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トイレの黒ずみを落とす方法

執筆者の写真: sk-service-incsk-service-inc

トイレの便器にいつの間にか付いてしまう黒ずみ。早めに気が付いてお掃除すればさほど苦労せずに落とすことが出来ますが、気が付いた時にはすでに落ちない汚れになっていることも。


今回はトイレの便器に知らず知らずのうちに付いてしまう黒ずみ汚れを落とす方法についてお話したいと思います。




トイレの黒ずみを落とす方法



トイレの便器に発生する黒ずみにも種類があり、カビや水あか、尿石など、種類によって対策が変わってきます。


それでは黒ずみの種類と対策を1つずつ見ていきましょう。


カビ

いわゆる黒カビです。お風呂場や窓のサッシ等にいつの間にかはびこる嫌~なあの汚れです。トイレの黒ずみで最も多いのがこの黒カビです。黒ずみが発生した場合にはまずはこの黒カビを疑って対策してみてください。



落とす方法


①ブラシでこすり落とす


広い箇所であればブラシでこすり落とす方法が一番簡単です。便器の表面についた黒カビは初期であれば洗剤を使わなくても大抵はこすり落とすことが出来ます。



②「カビキラー」等の塩素系漂白剤を使う


吐水口やリムの裏側の狭い箇所に黒カビが生えてしまった場合にはブラシで落とすことが難しい場合があります。この場合にはカビキラーなどの塩素系の漂白剤を使うと簡単に落とすことが出来ます。落ちにくい場合には歯ブラシなどでこすればOKです。



水あか・尿石
黒ずみ汚れのある便器
黒ずみが溜まった大便器

水道水に含まれるミネラルなどが乾燥して固まったものや尿汚れが尿石になって黒い筋状に残ったりするケースです。


カビを落としても残ってしまう黒ずみはこの水あかや尿汚れが固まった尿石の汚れが原因です。


こういった汚れは大抵が石のようにガンコに固まっています。


ブラシでこすった程度ではほとんど落とすことが出来ないので厄介です。



落とす方法


①クエン酸を使う


水あかや尿石はアルカリ性の汚れです。程度の軽い水あか汚れであれば酸性の性質を持つクエン酸で中和することで落とすことが出来ます。


まずは用意したクエン酸溶液を便器の黒ずみ汚れの箇所にまんべんなく塗り込みます。


次に黒ずみのある箇所にトイレットペーパーを敷き詰め、上からクエン酸をたっぷりと染み込ませまてパックのような状態にして5~6時間程放置します。


クエン酸が染み込んで汚れが柔らかくなりますので、ブラシなどで黒ずみをこすり落とします。


それでも固い黒ずみが残っていれば再度クエン酸を染み込ませたトイレットペーパーを敷き詰めて再び放置します。


上記作業を黒ずみが落ちるまで繰り返します。


何年も放置した汚れでなければこの方法で大抵は落ちるはずです。



②「サンポール」等の酸性のトイレ用洗剤を使う


クエン酸でもなかなか落ちないような黒ずみ汚れは酸性のトイレ洗剤を使うと落とすことが出来ます。


クエン酸同様にトイレットペーパーを黒ずみ箇所に貼り付けてから洗剤をかけて放置する方法を使います。


ただし、酸性のトイレ洗剤は強力なため放置のし過ぎに注意が必要です。最初は2~3分放置してからブラシでこすり落とせるかを試してください。それでも全く歯が立たない場合にはもう少し長く放置するといった具合に様子を見ながら作業します。


酸性のトイレ洗剤はアルカリ性の水あかや尿石汚れに作用して溶かして落とすようにできていますが、長時間放置しすぎると衛生陶器の表面も溶かしてしまう恐れがあるためです。



それでも落ちない汚れがある場合には・・・

クレンザーなどの研磨剤や紙やすりを使う方法もありますが、この方法は衛生陶器本体にもキズを付ける可能性が高いので慣れない方にはお勧め出来ません。チャレンジされる場合には様子を見ながら慎重に作業してください。

コーティング施工後
コーティング施工で黒ずみがなくなった大便器

どうしても落とせない黒ずみ汚れや細かいすりキズ等がある場合には当社にトイレコーティングの施工をご依頼ください。経験豊富な当社スタッフが汚れの種類を見極めてしっかりと汚れを落とします。更に防汚コーティングを施工することで設備を汚れが落としやすい環境に変え、黒ずみ汚れの発生を予防します。










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