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コーティング後のお手入れ③

執筆者の写真: sk-service-incsk-service-inc

【屋外の石畳編】



コーティング施工で設備が見違えるようにきれいになりました。

コストもかけているので効果が長持ちしてほしいものです。


さて、この後のおそうじは今まで通りでいいのでしょうか?

洗剤や道具も今までのものをそのまま使えるのでしょうか?


そんな疑問をお持ちの方にお答えします。



日常のおそうじ

コーティングをしても日常のおそうじは欠かせません。汚れを放置すればコーティングが長持ちせず、すぐに汚れが落ちにくい状態に戻ってしまいます。コーティング効果を長持ちさせる為には日々の丁寧なメンテナンスが求められるのです。


それでは、どのようなメンテナンスをすれば良いのでしょうか?

屋外の石畳も理想は毎日のおそうじですが、実際にはそうもいきません。


コーティング後のお手入れもいつものおそうじとそう大きく変わらないかもしれません。ただし、いくつか注意して頂きたいポイントがありますので、ご参考にしてください。



【使う道具】

ほうき、ちり取り、モップ、柔らかい素材のブラシ、スポンジ



【使う洗剤】

不要(使う場合は中性洗剤)


石畳と落ち葉











【おそうじの手順】

①ほうきとちり取りで落ち葉やごみを取り除く

②液体汚れや鳥の糞などをモップで水拭きする

③落ちない汚れは薄めた中性洗剤とスポンジまたは柔らかい素材のブラシを使って手洗いする

④洗剤や水を使った場合にはモップなどでよく拭き取る



おそうじのポイント

①落ち葉や木の実はなるべく早く掃除する。


落ち葉や木の実は放っておくと含まれている成分が浸みだしてコーティング層に付着してしまいます。更に放置しておくと、酸性の成分が表面を侵食して落ちない汚れやシミの原因となります。見つけたらすぐに取り除くようにしてください。



②樹液や液体などの汚れを放置しない。


樹液や飲みこぼし、鳥のフン等の汚れもコーティングには大敵です。こちらも放置しておくと酸性の成分で表面が侵食され、落ちない汚れやシミの原因となります。気が付いたらすぐに水とスポンジで洗い流すかぞうきんやモップで拭き取るようにしてください。



③道具はなるべく柔らかい素材で!


硬いブラシを使うとコーティングをキズ付けてしまいます。しつこい汚れを落とす場合でもまずはなるべく柔らかいスポンジ素材の道具を試してください。それでもダメな場合に初めて柔らかい素材のブラシを試し、それでもダメな場合に硬いブラシを使うというように、段階を踏むようにしてください。



汚れが溜まってしまったら

いつものおそうじしていても、屋外施設という性格上、落ち葉や樹液、雨や埃、その他の汚れが溜まってしまうのはどうしても避けられません。

このような場合には以下のおそうじ手順にしたがって汚れをしっかりと落としてください。



【お掃除の手順】

①薄めた中性洗剤をスプレー式のボトルに入れて汚れに直接吹き付ける

②5分程度放置する

③スポンジまたは柔らかい素材のブラシで汚れている部分をよく洗う

④洗剤分が残らないように清潔な水で洗い流すかぞうきんで洗剤分をしっかりと拭き取る

⑤マイクロファイバー等の柔らかい素材の清潔なタオルで水分を十分に拭き取る


※注意

洗剤を使う時は最後に洗剤分をよく洗い流すようにしてください。

ポリッシャーは日常的にはなるべく使わず、汚れが広範囲の場合などに限定して使うようにしてください。



まとめ

以上がコーティング後の基本的なお手入れ方法となります。

どの様な対象にも共通するお手入れの基本が「汚れを放置しない」ということ。


これまでの管理方法で設備に汚れが溜まってしまったのであれば、「汚れを放置しない」お手入れが出来ていなかったということになります。


落ち葉や汚れが付いたまま放置すれば、それらに含まれる酸などでコーティング層を確実に傷めてしまいます。せっかくの防汚効果もすぐに半減してしまいますので、気が付いた時にはなるべく早くおそうじするようにしてください。


コーティングをされたのであればそれなりのコストをかけている事でしょう。無駄にしないためにはそれで満足するのではなく、「おそうじ方法の見直し」を必ず行ってください。


コーティング施工と後の管理までのセットが「コーティング」です。上記お手入れの手順を参考にこれまで以上にメンテナンスに気を配り、設備を大切に使うようにしてください。





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