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コーティングで本当にツヤが出る?

執筆者の写真: sk-service-incsk-service-inc

更新日:2月27日

ガラスコーティングには施工後に光沢(こうたく)がアップして美観が向上するという特徴があります。


「そう言うけどコーティングで本当にツヤが出るの?」


という方の為に実証データがありますのでご紹介します。


光沢測定

今回はトイレコーティング施工前後で表面の光沢がどのように変わるのかを光沢計を用いて測った結果を見てみましょう。


光沢計による測定値は数値が高いほど光沢が強いことを示し、測定対象の表面に傷や水垢、汚れの付着が少なく、外観が美しく保たれている事を示します。


通常、対象が新品に近い状態で傷や汚れが少ない程高い数値を示す傾向となり、施設の老朽化や管理状態の推移の判断材料になります。


測定対象は公衆トイレの男子トイレと女子トイレの各衛生陶器になります。


使用器具

株式会社イチネンTASCO ハンディ光沢計グロスチェッカ TMS-724

測定角度

60度

校正

測定装置の校正用標準版を使用して実施

判定基準

屈折率1.567のガラス板表面の光沢度を光沢100とする(JIS Z8741)

測定場所

男子トイレと女子トイレの小便器、大便器、洗面台

測定値の範囲

0 ~ 100

施工前

利用開始から数年~数十年経過の状態

施工後

施工後1ヶ月~半年程度(施工直後ではない)


計測に使用したのはこちらの光沢計です。

光沢計
株式会社イチネンTASCO ハンディ光沢計グロスチェッカ TMS-724

対象に光を当て、その反射光を捉えることで光沢を測定する仕組みになっています。


実際にどの程度の変化があるのかはこのような光沢計を使えば数値で確認することが可能です。


光沢測定
光沢測定の様子





施工前後の変化

稼働中のトイレ34箇所にて測定した結果の平均値の一覧が下の表です。


施工前は利用開始から数年~数十年経過した状態、施工後は施工後1カ月~半年程度経過して測定しています。※施工直後の測定ではありません


結果、施工前の数値から各測定箇所の平均値で20前後の光沢差が出ました。この結果からガラスコーティングの施工によって光沢が確実にアップしていることがわかります。




今回は施工直後ではありませんでしたので、施工直後であれば更に高い光沢が出ているものと思われます。


施工後は見た目でもはっきりと分かる輝きが出ますので、直後の未使用の状態であれば光沢も80以上出ているのではないでしょうか。次回は施工直後に測ってどの程度の数値になるのかをみたいと思います。



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